ここでは、Windows2000/XP のコマンドプロンプトでバッチファイルを扱う時のTIPSや単純なバッチファイルを紹介します。
echo コマンドでのいろいろな出力の方法を紹介します。
(1) 改行の出力方法
echo だけだと ECHO は <ON> です。 って出ちゃいます。以下のいずれの方法でも可。私は":"が好きです。
echoの次に空白を入れないこと!
echo: echo/ echo¥
(2) バッチの中で"%1"などを表示する方法
バッチの中で %1 や %path% は引数や環境変数の内容に置き換えられてしまいます。パーセント記号そのものを表示したい場合は % を %% にします。
echo off echo %%1 の内容は %1 です。 echo echo %%path%% の実行結果は... echo %path%
(4) "<>|&^"を表示する方法
これらの特殊記号は"<>|&^" の前に "^"をつけて記述します。
echo ^< → < echo ^> → > echo ^| → | echo ^& → & echo ^^ → ^ echo ^<^^_^^^> → <^_^>
結構需要があるようです。標準のコマンドプロンプトのコマンドでも%time%の比較でできそうですがここでは WSH を使ったやり方です。
@echo off REM Sleep.bat [秒数] set /a wtime=(%1+0)*1000 echo WScript.Sleep %wtime% > tmp.vbs cscript //NoLogo tmp.vbs del tmp.vbs
NT/2000系では標準のコマンドでファイルサイズを確認出来ます。このサンプルでは環境変数 size にファイルサイズが入っています。
@echo off if "%1"=="" goto error for %A in (%1) do set size=%‾zA IF %size% EQU 0 goto PROC_01 goto PRC_02 :PRC_01 echo 0バイトファイルです goto END :PRC_02 echo 0バイトファイルではないです goto END :error echo 引数に確認したいファイル名を指定してください。 :END